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2023年 11月 30日

出資馬ファーヴェント、東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ)に出走

自分の今年の大一番のレースが終わった…

自分の大一番とはジャパンカップでも、有馬記念でもなく、東京スポーツ杯2歳ステークスだ。


キャロットクラブで出資している2歳馬ファーヴェント(父ハーツクライ母トータルヒート)が、8月5日の新馬勝ちから休養を経て、11月18日に東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ)に出走した。


2戦目で重賞に挑戦するということで、関係者も期待していると考えられた。

ヨーロッパの一流ジョッキーであるライアン・ムーア騎手に騎乗依頼をしていて、またファーヴェントは10月から栗東トレセンに戻り通常より長い間、厩舎で調教を積んできたので、万全の状態で本気で勝ちに行くつもりで準備していたと思う。


ジョッキーはレース前日にバーレーンで急遽騎乗することになり、ファーヴェントへの騎乗はキャンセルとなった。

しかし、関東のリーディングジョッキーである横山武ジョッキーが空いていて、急遽乗ってくれることになった。


正直自分はファーヴェントの強さについて半信半疑だった。

ファーヴェントは強いとは思いたいが、他にも新馬戦を快勝してきた血統馬が多数出走してくる。

走ってみないと分からないのが実際のところだ。

レースの数週間前からnetkeibaの掲示板やX(Twitter)の書き込みを見ながら、期待と不安を感じながら11月のレース当日を迎えた。


土曜の東京競馬場のメインレースで、日本では15時30分発走も、私はアメリカのテキサス州に住んでいるため、土曜の0時30分発走となる。

仮眠をして、0時頃起きてVPNで日本に繋ぐことで、JRAのホームページからリアルタイムでレースを見ることが出来た。


結果は…


ハナ差の3着だった。

ファーヴェントは3番手といういい位置どりだったが、勝ち馬と2着馬を捉えられなかった。

最後は足が止まったように見えた。


勝ち馬は同じキャロットクラブのシュトラウス(父モーリス、母ブルーメンブラット)。

本馬の姉のヴィルデローゼに出資し、今年の1歳はヴィルデローゼの子供に出資するほど、私にも縁のある血統馬だ。

6月1週の2歳馬最初の新馬戦で圧勝し、前走10月のサウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)で3着だった。

気性が激しく折り合いがカギだったが、マジックマンと呼ばれるモレイラ 騎手の騎乗で折り合っていた。

シュトラウス自体は10月末に体調を崩して、11月に入ってから美浦トレセンに入厩し、急仕上げに思えたので、万全の体制で臨んだにも負けてしまったファーヴェントより実力が1枚も2枚も上に感じた。


2着馬はキズナ産駒のシュヴァルツリーゼ。

9月の中山競馬場の新馬戦を勝っていたG1レーシングの期待馬だ。

ファーヴェントの前でレースを進め、最後まで粘られてしまった。


ファーヴェントの3着は残念ではあるけど、期待馬が多数出ている中での3着は立派だと思うし、来年への期待を持つことが出来た。

さすがにレース後はガッカリしてかなり落ち込んだけど…

2着に入って本賞金を加算しておけば、今後のローテーションが有利になったし、勝っていたら来年のクラシックまでゆったり調整が出来た。

3着だったことで、レースを使う回数も増えるし、もう一度重賞に挑戦して本賞金を加算しないと、クラシックには挑戦できない。

何より怪我のないように気をつけて欲しい。

また走ってくれたら、もう一度重賞に挑戦してくれたら、夢が見られるから。


お願いだから、ファーヴェント、もう一度夢を見させてくれ!

燃えあがれファーヴェント!(ファーヴェントは熱烈な、燃え盛る、という意味らしい)




# by adachicken | 2023-11-30 23:48 | 一口馬主